理系学生の掃き溜め

理系学生が様々な物事に対して書いていきます

就活してて思ったことと学生へのアドバイス

書こうと思った理由

電通大を卒業してだいたい1年経過して、国立二次試験が終わったこのあたりでいろいろと思うことがあったので記事として残します。

就活が本格的に始まり自己分析をガッツリやっている人は多いと思います。このとき私はあまりにも学生生活に悔いを残しすぎた・・・と気が付き、学生たちに同じ轍を踏ませたくないと思い記事として残したいと思った次第です。この記事は各学年ごと思いついたアドバイスを乱雑に書きなぐっているので、「あー。こんな学生もいるんだ」程度に読んでください。

新入生はガンガンいろんなことやっとこう

春から新入生でウキウキしている皆さんは積極的にサークルやら部活やらに参加していきましょう。友達や先輩後輩のつながりは大事です。それ以上に恩恵を感じられるのは就活や研究室配属が始まるタイミングかもしれません。

受験が終わって「勉強嫌だー!」ってなる人は多いと思います。私もそうでした。しかし、高校までの受験勉強と大学からの学問は異なりますし、めっちゃ面白いです。ぜひ嫌いにならず取り組んでください。自由に好き勝手に学ぶことが出来るのが大学生の特権であり、その習慣は成長していけば得になるはずです。単位は回収しつつ好きなものを見つけてください。

出来ればアルバイトをやってみてください。世の中にはいろんな人がいます。おそらく電通大に進学するような皆さんには理解できない世界や、絶対に出会うことのない人たちに会えます。

2年生は将来について少し考えておこう

基礎科学実験を乗り越えて晴れやかな気分だと思います。専門科目も増えてきて、いよいよ理系大学生だな!って思う時期だった気がします。ちょっと面倒だけど、将来何になりたいのか考えておくべきだと思います。なぜなら3年生になったらすぐにインターンの選考に目を向けていく時期だからです。私は何も知らずにダラダラと過ごしていた学生だったので、当然3年が始まったタイミングは何も将来像が定まっていませんでしたし、何なら大学院に進むという漠然とした決意だけが存在していました。実はこの時期が大学生活で一番大事かも?とちょいちょい思います。

これは全員に当てはまりますが、インターン行ってみたいなという気持ちを持っておいた方がいいです。ぶっちゃけ修士になってからインターンに目を向けましたが、憧れを持つようなすんごい企業は3年生になる直前くらいにはエントリーとかがちらつくので当然間に合いませんでした。さらには希望する企業がどんな能力を求めているのか知らなかったので、下手すれば道は絶たれます。

3年生になる前にガンガン挑戦してみてください。時には挫折することもあるかもしれませんが、それすらも経験として今後の人生に絶対に活かされます。

3年生は進路を迫られる時期

主なイベントとして研究室配属があると思います。周知の事実だと思いますが、これめっちゃ重要です。

修士に進みたい人は次の点で研究室を選ぶと良い気がします。

  • ゼミについて

  • 研究テーマについて

  • 研究の進め方について

修士に進むとなると、合計で3年はその研究室に行くことになります。やるならしっかり実績残して、一生懸命やりたいと思いませんか?それを考えるとゼミ、研究テーマ、研究の進め方の3点は軸として利用してもらった方がより良い研究室を選べるかもしれません。

ゼミについて

ゼミは3年間あります。どんなゼミをやっているのか実際に見聞きしたほうがいいです。例えば、友達や先輩伝いに聞くのもありですし、実際にゼミをやっている様子を見学に行くのも良いかと思います。おすすめとしては、研究室に所属している学生に質問してみるのがいいと思います。正直に答えてくれる方が多いはずです。

研究テーマについて

研究は修士1年から始まる就活で確実に求められます。しかも、研究開発や今流行りの先端技術系なんかは特に重視されます。だからこそ、その研究室が何をやっているのか、どんな技術を使って何をしているのか、ここで自分が必要な技術を身に着けられる環境が存在するのか、より多くの観点で観察してください。研究テーマは学生時代に何を学んできたのかを端的に表すワードになると思います。

研究の進め方

もちろん卒業研究の進め方は気にすることとして、修士に進んだときのことを判断材料として考えておいてください。学会発表やジャーナル投稿を学生が積極的に行うのかどうか、という点はあまり見られませんし、学部生には想像もつかない話題だと思います。この点については研究室によって方針が異なる可能性があるので先生や学生さんに質問を投げてみてください。

4年生は卒研頑張れ

4年生はとにかく卒業研究に取り組んでください。ぶっちゃけそれだけです。頑張って結果残して、修士に進んでより良い結果を求めて就活に挑んでください。

まとめ

就活きっかけで考えたことを羅列したので話が全体的にふわっとしているし、就活をもとに考えている内容が多くなってしまいました。全体的に言えることとしては、学生生活は思いっきり悩んで思いっきり行動したほうが得、ということです。